すると目の前に現れたのは・・・
赤T軍団!!しかも周りには警察もたくさんいて、何やら変な雰囲気・・・
後に調べてみると、クアラに到着した9月16日はマレーシアの日という国民の祝日。
1957年8月31日はマレーシアがイギリスの植民地から独立した日であるが、その時の"マレーシア"は今のボルネオ島のサバ州とサラワク州が含まれていなかった。7年後の1963年9月16日にマレーシアにサバ州とサラワク州、今は独立したシンガポールが加わったことから、正式に今の"マレーシア"となった日を祝うための祝日として2010年に制定された。
なるほど、つまりお祝いの日だからパレードとかやるのかな??と思いながらホステルへと向かう・・・
ホステル到着!!名前はThe Bodhi Lodge。なんか仏教っぽい名前。
すぐにゲストハウスのお母さんに話をすると開口一番
"Welcome! but today is so dangerous so you shouldn't go out!"
はい、わかりました。外に出ませんとはならず、すぐさま理由を聞いてみると、何やらさっきの赤T軍団、実は危ないやつららしく、その裏には何やら政府も絡んでいるとか何とか・・・
ということでこの日の出来事がまとまっていたブログがありましたが要約すると、
現マレーシアのナシブ首相の汚職事件で現在与党第一党Umnoの地位が揺らいでいる。
その為、8月29日〜30日にかけてBershiという市民団体が首相の辞任を求めて、平和集会を実施。(この活動は非マレー系が中心)
上記の活動に対抗したかのように、今度はマレー系のプライドを誇示する為の赤シャツラリーが9月16日に行われていた。しかもこの赤シャツラリーを率いているのが前Umnoのリーダーというから驚きだ。この活動の背景には現与党のUmnoがなくなればプミプトラ政策と呼ばれるマレー系優遇政策がなくなってしまうとマレー系を煽り、マレー系VS非マレー系のような構図を無理やり与党が作っているように見える。
参照:http://ginjo777.blog.fc2.com/blog-entry-250.html
マレーシアはマレー系(約65%)、華人(中華)系(約25%)、インド系(約7%)の主要民族のほか、ボルネオ島のサラワク州、サバ州に住む多様な民族、更に細かく見ると、オラン・アスリと呼ばれるマレー半島の先住民族、あるいはポルトガル系など、多くの民族から構成される多民族国家であり、政権与党はマレー系、中華系、インド系の3団体で成立している。
しかし、経済的には弱者である、マレー系の不満を緩和する為に政府はプミプトラ政策を立案、マレー系に教育や就職、融資などで優遇する措置をとっている。中華系、インド系にとってもマレーシアで平和に生活する為に、この政策に対しては反対をしていないよう。(1993年5月13日事件という中国系貧困層とマレー系の対立が起こったことも)
とここまでで、マレーシアデーと現在のマレーシアの情勢については終わり、再び観光へ!!
マレーシア最大の目的であるマルクスのレストラン(The Kitchen Table)訪問!!クアラから少し西側へ行ったプタリンジャヤへ!
発見!!そして遅めのランチをいただく・・前菜のスイカのスープとチキンライス!
美味しくいただき、最後に記念撮影!(ここの料理はすべてオリジナルで考えているらしい)
2年?3年?ぶりくらいに再会したけど、相変わらずしっかりしてて笑顔が優しくて自分の夢に向かって着実に進んでいるマルクスに会えて、自分ももっと頑張らなければと感じる時間となりました。
そしてマルクスは仕事に戻り私はクアラ観光へ!宿題にあったペトロナスタワーへタクシーで!
でかい!!ツインタワーでは世界一の高さを誇るそうです・・・(452M)
タワー1は日本のハザマが建設、タワー2は韓国サムスンが建設したとのこと。すると、ペトロナスタワーのWikiにこんなことが
サムスン物産建設がハザマを追い抜くため、41階まで急ピッチで建設されるタワー2に垂直性の問題が発見された。経験不足と技術力の限界で自社では解決できず、ハザマに相談した結果、ハザマからの提案は、タワー1側からタワー2側を支えるためのブリッジを追加することでタワー2の直立性が維持できた。何?!垂直性が維持できない!?なるほど、実際のテナントはどうかというと
タワー1(警察によりガードされた為、http://thailand.nenpi1.info/?p=11)
タワー2
そして、晩御飯はマルクスに車で迎えに来てもらい、マレーシアの屋台へ!
ココナッツミルクで炊いたご飯にチリソースや、小魚のフライ(イカン・ビリス)、等を添えたマレー人の代表的な朝食メニューナシレマをいただきました。
そして、食後にリクエストして、デザート屋さんを教えてもらうことに!
その名もチェンドル!なんかマレーシアの伝統的デザートで日本でいうぜんざい的なものに似ておりました。
このお店はそのチェンドルをスタイリッシュにして提供しており、本当のチェンドルはこんな感じ。
こうしてマレーシアでの1日目が終了しましたー
めでたしめでたし。
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