2015年9月27日日曜日

マレーシア2日目@マラッカ



マレーシア2日目はマラッカへ!




マラッカの歴史(引用:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/malacca/history.html)



1400年マラッカに漂着したスマトラの王子・パラメスワラが国を建てたのがマラッカ王国の始まりです。早くからイスラム教を取り入れ、イスラム国からの商船を積極的に受け入れたマラッカは東西貿易の重要な中継点として繁栄していきました。
しかし1511年にはマラッカの利点に目をつけたポルトガルがマラッカを制圧してしまいます。マラッカ海峡での東西貿易の覇権を得たポルトガルですが、マレー半島で採れる錫に注目したオランダにより撤退を余儀なくされ、1642年ついにマラッカはオランダによって獲得されてしまいました。
1824年の英蘭条約後マラッカは正式にイギリスの植民地としてイギリスに割譲されましたが、その後世界は動乱に包まれ、太平洋戦争中は日本に占領されます。戦後興ったナショナリズムにより、マラッカだけではなくマレー半島全土で独立運動が盛んになり、1947年、ついにマレー連邦としてマレーシアは独立を果たしました。


なるほど、列強各国の植民地支配を経て、現在のマラッカが形成された。確かに海岸沿いにあり、貿易がすでに盛んであった都市となれば、東西を結ぶ貿易港としては魅力的だったのか・・・?


と歴史の振り返りはさておき、いざマラッカへ

移動手段はクアラからバスで!所要時間2時間、10RM!(安い!)




時間通りマラッカセントラル駅に到着!しかし、観光地はそこからさらにバスやタクシーで20〜30分離れたところにあるという・・・

変なおっちゃんにつかまった!!



名前はアギーさん、右は後で参加した九工大のりょーへー君。

なんか100RMで往復のタクシー代込みで案内してあげるよ!って言ってくれたからもう時間ないし、騙されそうやけどいっかと思い勢いで参加!!




マラッカ観光前にまずは昼飯

なんか日本の観光雑誌にも紹介されているお店に!



チキンボールとチキンを頼みました。




マラッカ観光スタート

まずはオランダ統治時代の建造物キリスト協会









こちらはポルトガル統治時代(1511年〜1640年 )の

セントポール協会。中にはたくさんのポルトガル人の墓石が並べられていました。






次はフランシスコザビエル協会

彼の行動力はすごいですね。完全にキリスト教という商品を世界に広めるグローバル人材。






最後はマラッカ王国時代の建築物

マラッカ・スルタン・パレス。現在はレプリカだが、1400年にスマトラ島の王子が漂流した時にはイスラム教を布教していたそう。






最後は海の上に浮かぶモスク。あまりガイドブックにも載っていないが、身なりをきちんとしていけば中でのお祈りまで見学させてもらうことができる。日本にいるとあまり感じることのない宗教というものを、マレーシアに来ると多民族国家なだけあり、随所にその色を見ることができた。





イスラム教について教えてくれたおじさん




一通り観光を終えて、クアラへ戻る!

マレーシア最後の夜を楽しむために、夜のKLCCへ!





ペトロナスタワーから少し歩いたところにある、トレーダーズホテルにあるスカイバーはマレーシアの夜を少しリッチい楽し見たい人にはとてもお勧め!




そしてホテルに戻り、とても親切にしてくれたホステルのジジと写真を撮り、最後のお別れ・・






ということで2日間しか滞在できなかったが、久しぶりに旧友にも会うことができ、マレーシアの歴史、現在の情勢を肌で感じることのできた2日間だった。

次はマレーシアの北部に行ってみたい!!




では、本日はゆっくり寝て明日のバンコクへ!!









2015年9月23日水曜日

マレーシア1日目@クアラルンプール

サイバージャヤからクアラルンプールに電車で移動、KLセントラルというクアラのハブ駅に到着。
すると目の前に現れたのは・・・




赤T軍団!!しかも周りには警察もたくさんいて、何やら変な雰囲気・・・
後に調べてみると、クアラに到着した9月16日はマレーシアの日という国民の祝日。


1957年8月31日はマレーシアがイギリスの植民地から独立した日であるが、その時の"マレーシア"は今のボルネオ島のサバ州とサラワク州が含まれていなかった。7年後の1963年9月16日にマレーシアにサバ州とサラワク州、今は独立したシンガポールが加わったことから、正式に今の"マレーシア"となった日を祝うための祝日として2010年に制定された。


なるほど、つまりお祝いの日だからパレードとかやるのかな??と思いながらホステルへと向かう・・・
ホステル到着!!名前はThe Bodhi Lodge。なんか仏教っぽい名前。



すぐにゲストハウスのお母さんに話をすると開口一番
"Welcome! but today is so dangerous so you shouldn't go out!"
はい、わかりました。外に出ませんとはならず、すぐさま理由を聞いてみると、何やらさっきの赤T軍団、実は危ないやつららしく、その裏には何やら政府も絡んでいるとか何とか・・・


ということでこの日の出来事がまとまっていたブログがありましたが要約すると、
現マレーシアのナシブ首相の汚職事件で現在与党第一党Umnoの地位が揺らいでいる。
その為、8月29日〜30日にかけてBershiという市民団体が首相の辞任を求めて、平和集会を実施。(この活動は非マレー系が中心)
上記の活動に対抗したかのように、今度はマレー系のプライドを誇示する為の赤シャツラリーが9月16日に行われていた。しかもこの赤シャツラリーを率いているのが前Umnoのリーダーというから驚きだ。この活動の背景には現与党のUmnoがなくなればプミプトラ政策と呼ばれるマレー系優遇政策がなくなってしまうとマレー系を煽り、マレー系VS非マレー系のような構図を無理やり与党が作っているように見える。
参照:http://ginjo777.blog.fc2.com/blog-entry-250.html

マレーシアはマレー系(約65%)、華人(中華)系(約25%)、インド系(約7%)の主要民族のほか、ボルネオ島のサラワク州、サバ州に住む多様な民族、更に細かく見ると、オラン・アスリと呼ばれるマレー半島の先住民族、あるいはポルトガル系など、多くの民族から構成される多民族国家であり、政権与党はマレー系、中華系、インド系の3団体で成立している。
しかし、経済的には弱者である、マレー系の不満を緩和する為に政府はプミプトラ政策を立案、マレー系に教育や就職、融資などで優遇する措置をとっている。中華系、インド系にとってもマレーシアで平和に生活する為に、この政策に対しては反対をしていないよう。(1993年5月13日事件という中国系貧困層とマレー系の対立が起こったことも)

とここまでで、マレーシアデーと現在のマレーシアの情勢については終わり、再び観光へ!!

マレーシア最大の目的であるマルクスのレストラン(The Kitchen Table)訪問!!クアラから少し西側へ行ったプタリンジャヤへ!
発見!!そして遅めのランチをいただく・・前菜のスイカのスープとチキンライス!
美味しくいただき、最後に記念撮影!(ここの料理はすべてオリジナルで考えているらしい)
2年?3年?ぶりくらいに再会したけど、相変わらずしっかりしてて笑顔が優しくて自分の夢に向かって着実に進んでいるマルクスに会えて、自分ももっと頑張らなければと感じる時間となりました。




そしてマルクスは仕事に戻り私はクアラ観光へ!宿題にあったペトロナスタワーへタクシーで!
でかい!!ツインタワーでは世界一の高さを誇るそうです・・・(452M)
タワー1は日本のハザマが建設、タワー2は韓国サムスンが建設したとのこと。すると、ペトロナスタワーのWikiにこんなことが
 サムスン物産建設がハザマを追い抜くため、41階まで急ピッチで建設されるタワー2に垂直性の問題が発見された。経験不足と技術力の限界で自社では解決できず、ハザマに相談した結果、ハザマからの提案は、タワー1側からタワー2側を支えるためのブリッジを追加することでタワー2の直立性が維持できた。
何?!垂直性が維持できない!?なるほど、実際のテナントはどうかというと

タワー1(警察によりガードされた為、http://thailand.nenpi1.info/?p=11


タワー2


なるほど、約3倍くらい違いそうですね。これは顕著に差が出ておりました。
そして、晩御飯はマルクスに車で迎えに来てもらい、マレーシアの屋台へ!
ココナッツミルクで炊いたご飯にチリソースや、小魚のフライ(イカン・ビリス)、等を添えたマレー人の代表的な朝食メニューナシレマをいただきました。


そして、食後にリクエストして、デザート屋さんを教えてもらうことに!
その名もチェンドル!なんかマレーシアの伝統的デザートで日本でいうぜんざい的なものに似ておりました。
このお店はそのチェンドルをスタイリッシュにして提供しており、本当のチェンドルはこんな感じ。


こうしてマレーシアでの1日目が終了しましたー
めでたしめでたし。


マレーシア1日目@サイバージャヤ

まずクアラルンプールに行く前にKLIAでマレーシアのシリコンバレーサイバージャヤに

NTTMSCを目指したいがタクシーのおっちゃん①が場所わからん。
が何とか場所知ってるタクシーのおっちゃん②が①に場所を伝えてくれて無事到着!(②が連れて行ってよとは言えず・・・)

しかし、この日はマレーシアDAYということで中には誰もおらず、しぶしぶ警備のおっちゃんに苦笑いされながら看板の前で写真撮影。

着いて思ったのがMSCって何?!ということでググってみると
     マルチメディア・スーパーコリドー(Multimedia Super Corridor, MSC)
と呼ばれるペトロナスツインタワーからKuala Lumpur国際空港までの間を政府主導で指定した経済特区(主にIT)のような一帯を表していた。(免税等の措置があるらしい)

データセンタ


2013年の記事を見ていると、このデータセンタの顧客の2/3は現地法人や多国籍企業だという。マレーシアの地理的条件がデータセンタに向いているとのこと

他にもマレーシアのNTTことTMやIBMなど名だたるIT企業のオフィスが並んでいました。

TM